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社内旅行のついでにバンジージャンプをやることになったあるグループ。
一人のオヤジの番になったが恐くて飛び降りることが出来ない。
仲間から励まされ何とか準備をして、
それ〜!
の筈だったがなんと、飛び降りる瞬間に係員の足にしがみついてしまっ
た。バランスを崩した係員は可哀相になんの装備もなしに真っ逆様。
そのオヤジはなんとか手で橋の板を掴み、同僚に助けられた。
何年か前の日本での話である。
こちらはアメリカ。
ファーストフード店員のエリック(22)は地上約20メートルの橋の上か
ら飛び降りて死亡した。
エリックはゴムひもを何本も束ね、片足にそれを縛り付けバンジージャ
ンプのつもりだった。勿論ゴムの長さはちゃんと計算したし、ゴムの片
側は橋にしっかり結びつけられていた。ではなぜ彼は飛び降りた数秒
後歩道に激突して死んだのか?
警察によると
「あの束ねたゴムひもは強く引っ張られると地面までの距離より長く
伸びる」からだ。
(出典 ワシントンポスト)
目出度くダーウィン賞最優秀賞受賞(1997年)のエリック君、人を殺し
てしまったオヤジさん。
いずれにしても、
「人間は誰でも飛ぼうと思えば空を飛べる。しかし、残念ながら一方向
にしか飛べない」
ーダーウィン賞(講談社)
(2002.4.2)
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