悪魔のダーウィン賞
■ 再びブッシュ

ジョージ・W・ブッシュの馬鹿さ加減は健在である。

米国の知日派のジョークは、「小泉首相、ブッシュ大統領、アラファトPLO議長と掛けて何と解く。答えは、自業自得の痛いところを突かれては忠告者を逆ウラミするコドモ」――。アラファトはPLOの腐敗はイスラエルのせいだと主張し、ブッシュはテロ対策の失態を突く者を非国民と非難する。小泉は瀋陽事件の隠蔽と対中外交失態を突く民主党を自虐主義とののしる。3人ともにリーダー失格のままに、権力の座にしがみついている。
 ブッシュの幼児性ぶりは、25年前に私の大学院生だったころのままだ。いや、その後のテキサス州知事から米大統領へと大きな権力を手に入れるにつれて、オベンチャラの側近に囲まれてひどくなっている。ブッシュ大統領の少年時代を知る者の話では、金持ちのわがまま坊主の悪癖のままだそうだ。金持ちだから、町の少年の草野球では用具を提供し、勝手に好きなポジションを取った。しかし、自分の失策からチームが負け始めると、勝手にルールを変えろとダダをこね、反対されると用具を持ってさっさと帰ってしまった。
 対テロのアフガン戦争指揮の演技で、落ち目だった国民支持率を逆転し、戦争遂行の口実で富裕者優遇の大減税によって財政を赤字にし、銃規制や妊娠中絶反対で国内分裂を加速している。そこに、今、「テロ奇襲の事前探知情報の無視」が暴露され、テロの首謀者も取り逃がしたままで、国民支持率低下を恐れている。
   ー霍見芳浩 GENDAI-NET(2002.5.15)

つい最近も、ブラジルのカルドーソ大統領に会った際、「ブラジルにも黒人はいるのか?」と聞いたり、フランスのシラク大統領を訪問した際に、フランス人記者からフランス語で質問され、頭に来て滅茶苦茶な言葉をまくし立てたという。
このように私が「ブッシュは馬鹿だ」と書くと、いまだに私が受けを狙ってジョークを言っている思っている人がいるがそうではない。彼は真性の馬鹿であり、その馬鹿が世界の中心に座っており、しかも核ボタンを持っている。今後アメリカ経済が悪化していけば、イラクに戦争を仕掛けない奴だ。
   ー金子勝(慶応大学教授) 「週刊現代」週刊メディア通信簿    

まったくその通り。悪魔でなくてもそう思うであろう。

ブッシュに関するジョーク。

「ジョージ・W・ブッシュは、副大統領候補としてディック・
 チェイニーを指名した。ジョージ・Wによると、大統領に当
 選したらチェイニーは副大統領だけでなく、ジョージ・Wの
 スペルチェックも担当するらしい」


「ジョージ・ブッシュ大統領が州知事時代に、
 飲酒運転で検挙されていたことが明らかとなった。

 飲酒運転と判明したのは、警官に応対した際、
 いつもより言語が明瞭であったためである」

ブッシュ大統領が小学生のクラスで「悲劇とはどういうこ
とを指すのか」と尋ねた。
 最初に手を挙げた男生徒が、
「私の隣のメリーが車にひかれたら悲劇だ」と答えた。
すると、大統領は「いや、それは事故という」と訂正した。
 そこで、メリーが
「私たちのスクールバスが転覆して乗っていた生徒がみんな
 死んだら、悲劇だ」と言うと、大統領は
「いや、それは大損失(グレート・ロス)だ」と教えた。
3人目の生徒が、
「テロリストが大統領専用機を撃墜して大統領が死ぬと、
 これは悲劇だ」と叫んだ。大統領は
「そうだ。しかし、どうして悲劇だと分かったの」と問うた。
すると、メリーが
「事故ではないし、まして(貴方が死んでも)大損失ではない
 から」と答えた。


親父の元大統領もバカだった。

「(バーバラ・ブッシュ)ねえ貴方。貴方も大統領になったのだから、
 知識を広げるために少し本でも読んだら?ニーチェとか」
「(ジョージ・ブッシュ)うん、そうしよう。
 ところで、その「ニーチェ」ってのは誰が書いた本だ?」
というジョークがある。

以前日本訪問の際、首相官邸での晩餐会で何と宮沢(当時)首相の膝にゲロを吐いてしまうという大失態をしでかした。次の日の朝、本人が発したジョーク。
「いや〜、みんなに注目して貰いたかったから」

ジョークにもなっていない。

バカ二代。
一刻も早くこのバカ遺伝子を断ち切る必要がある。

(2002.7.22)


                      
     

アクセスカウンター
 [カウンター]