悪魔のダーウィン賞
■ 死の遊技(落とし穴)

ネタが尽きて休眠状態だったこのコラム。
本当に大物が現れてくれたので、復活!

「石川県かほく市大崎の大崎海岸で8月27日夜、砂浜に掘られた落とし穴に、金沢市湖陽、
会社員出村裕樹(ひろき)さん(23)と妻の里沙さん(23)が転落、窒息死した事故で、2人は
落とし穴を覆っていたブルーシートに包まれるような格好で転落し、シートを隠すためにまかれ
た大量の砂に埋まって死亡した可能性が高いことが捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、里沙さんと友人らは落とし穴を畳約6畳分のブルーシートで覆い、
その上に砂をかぶせていたという。2人は、シートに包まれるような状態で頭から転落して
おり、穴を覆ったシートを隠すために敷かれた大量の砂が2人に降りかかり、埋まった可能性
が高いとみられる。

 落とし穴作りは、9月1日に誕生日を迎える裕樹さんを驚かせようと、里沙さんが発案。
当日は友人の男女6人と昼過ぎから約5時間かけて、2・4メートル四方、深さ2・5メートルの
落とし穴をスコップで掘った。

 里沙さんは自宅に戻り、裕樹さんと夕食後、海岸に連れ出したという。計画では、裕樹さん
だけを落とすはずだったが、2人は暗闇の中を携帯電話の明かりのみで落とし穴に向かって
進んだため、里沙さんは穴の周囲に目印に置いていたペットボトルに気付かず、誤って一緒に
転落したとみられる」。
  (毎日新聞)

二人が落とし穴に転落した時には友人達はそばにいたという。
それでも助けられなくて警察に連絡したのだろう。

ということは、計画どうり、旦那だけを落とし穴におとした場合もやはり助けられなかった筈だ。
その場合、このお馬鹿ちゃんは立派な殺人罪ですね。
いくら人気のないところとはいえ、関係のない人が落ちることを考えなかったのか。
考えもしないでしょうね。
これ以上、立派なダーウィン賞受賞者はなかなか現れないでしょう。

それにしても、このお馬鹿ちゃんに殺された旦那の家族。
お馬鹿ちゃんの両親はたまらないだろうね。

久しぶりのダーウィン賞である。

(2011.9.2)


              


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