悪魔のダーウィン賞
■ イサドラ・ダンカン

久しぶりのダーウィン賞である。

再開にふさわしい登場人物がこのイサドラ・ダンカン(1878年5月26日ー1827年9月14日)。
20世紀を代表するダンサーとして有名である(らしい)。
特にモダン・ダンスの祖と呼ばれている。
アメリカ人だが、主にパリで活躍したらしい。
そして、裸足で踊る彼女は一世を風靡した。

1927年9月14日、ホテル・ネグレスコに宿泊していた彼女は愛車ブガティーをドアマンから
受け取り、車を発車させようとして、長いマフラーが、車輪にからまり、窒息してしまった。

私生活でも、ダンカンはひらひらした、ルーズの服を着ていた。
彼女のライバルだったココ・シャネルは
「しまらない格好をしているからよ」
と切り捨てたという。

以上、福田和也(文芸評論家) 2006.10 週刊現代「旅のあとさき」 より。




 (2006.10.23)    

                         


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