◇毒は毒をもって制す 

猛毒のトリカブトには抗がん効果があるという。これぞまさしく文字通り「毒は毒をもって制す」 ということである。

どの会社にも必ず口だけ達者で、仕事はいい加減で赤字ばかり、でも上司の覚えめでたしで悠々としているのが必ず何匹かはいるはずだ。
こいつをやっつけようと、正面から立ち向かって結果的に勝っても、こちら側のダメージもかなり残るはずである。だから、こういう場合は、敵と似たような者を後から煽り、両者でチャリン・チャリンとやり合うのを見物していればよろしい。
と、まあこういった意味である。

二日酔いは誰しも辛いものであるが、人間は不思議にもそれを求めてまた酒を飲む。
そして問題として残るのは二日酔いになった時の対処法である。
「サウナで汗を流す」、「水をガバガバ飲む」、「そこら辺を走る」、「シジミのみそ汁を飲む」、「柿がいい」、「二日酔いの薬を飲む(?)」とかいろいろあるのだが効き目はどうか。
そんな中で根強い人気を誇るのが「迎え酒」。
これは世の東西を問わずである。
このことを英悟では「その犬の毛(hair of the dog )」というそうだ。
犬に咬まれた時には、その犬の毛を焼いたものを傷口につけると治りが早い、という昔からの言い伝えによるものだ。


「他の犬の毛では駄目なのである。まして猫の毛や鼠の毛ではなお駄目。二日酔いは酒に咬みつかれたようなものだから、これを砂糖湯や紅茶を飲んでなおそうとするのは、犬に咬まれて鼠の毛を用いるのと同じことなのかもしれない」
    −塩田丸男 「ジョーク雑学大辞典」。


−ある酒飲み
 「いくら酒を飲んでも、絶対に二日酔いにならない方法はないでしょうか」
−悪魔
 「そんなの簡単。
  お前が死ぬ前日ならば、浴びるほど酒を飲んでも大丈夫」






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