◇人生は一箱のマッチに似ている 

「人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うには莫迦莫迦しい。
 重大に扱わなければ危険である
 人生は落丁の多い書物に似ている。
 一部を成すとは称しがたい。しかしとにかく一部を成している」 

これは言葉は芥川龍之介「侏儒の言葉」からのお言葉である。
ご存じのように、氏は自殺によりご自分の人生を閉じたのだが・・・

この言葉から、映画「フォレスト・ガンプ」の主人公のセリフを思い出した。
「ママは言っていた。人生はチョコレートの箱みたい。
 食べてみなければ中身が 分からない」

似たような表現だが、人生を表現するときに、マッチとチョコレートではやはり”重み”が違う。
さすが芥川龍之介である。

「人生は旅である。その旅は片道切符の旅である。往きはあるが帰りはない」
      ー吉川英治  

「我々は短い人生を受けているわけではなく、我々がそれを短くしているのだ」
      ー古代ローマの哲学者セネカ   

「『明日は、明日こそは』」と人は人生を慰める。
 この『明日』が彼を墓場に送り込むその日まで」
      ーツルゲーネフ

「宴会からと同じように人生からも、飲みすぎもせず、
 のどが乾きもしないうちに立ち去るのが一番よい。
      ーアリストテレス

「人生の大目的は、知識ではなく行動である」
      ートーマス・ハックスリー

「もし私の50年の人生から何か教訓を得たとすれば、それは
 ”自分自信を幸福にできるものは自分自身だけである”
 という教訓である」
      ーD・カーネギー

「人生というものは老後にある.例えば60歳になって,過去を 振り
 返った時,過去60年は一瞬のうちに過ぎ去ったことに気が つくだ
 ろう。
 その間,贅沢をしたか,苦しんだかは,たいした 問題ではない。
 ところが,老後の一時間,一日というものは実に大事だ。
 その大事な一日を「ああ,いいことをしたな」と思って暮らすかどう
 かが,人生の幸不幸の決まるところだ」
      ー出光佐三

「人生における最も困難な問題は,暖かいベットから冷たい部屋に
 起きていくことだ」
      ーアメリカのあるユーモア作家が 

「人生を大切に思うと言われるのならば、時間をむだ使いしないことだ。
 時間こそ、人生を形作る材料なのだからだ
      ーフランクリン

「人生において大事なのは生きることであって、生きた結果ではない。  
      ーゲーテ

「人生そのものが登山であり冒険である」
      ーヒラリー

「人生には解決法なんてない。ただ進んでいくエネルギーがあるばかりだ」  
     ーサン・テグジュペリ  

「人生とは切符を買って軌道上の道を走る車に乗っている人には分から
 ないものである」
      ーサマセット・モーム

「人生は常に頂上に近ずくほど困難が増してくる.
 寒さは厳しくなり責任は重くなる
      ーニーチェ

「人生は、私たちが人生とは何かを知る前にもう半分過ぎている」
      ーアーネスト・ヘンリー

「人生も物語のようなものだ。重要なことはどんなに長いかということ
 ではなく、どんなに良いかということだ」
      ーセネカ

「人生に成功する秘訣は、自分が好む仕事をすることではなく、
 自分のやっている仕事を好きになることである」
      ーゲーテ

「人生。二つの永遠の間のわずかな一閃」
      ーカーライル                                          

「人生とは畢竟(ひっきょう)するに組み合わせなのでございます」
      ーオレノ・ド・バルザック「ウージェニー・グランデ」

「人生には二つの悲劇がある.一つは,お前の心の望みをえない時,
 他の一つはその望みを得るときである」
      ーバーナード.ショー

「自分の誕生に我々は関与できないのであるから,生まれたという
 こと自体,すでに”生きよ”という運命の結末なのである.死はその
 過程に必然的に表れてくるものであって,我々が考えることではない」
  ー サローヤン アメリカ 作家

「誕生と死,それは人の力ではどうしようもない出来事であり, この
 二つの間の期間をせいぜい楽しむにこしたことはない」
  ー サンタヤナ アメリカ 哲学者   

「人の人生は50冊の手帳と同じだ。
 高く積み上げれば1m。横に広げれば一坪に満たない。
 人生は数十冊の手帳に過ぎない」
   ー山本夏彦

「人生はクローズアップで見れば悲劇。
  ロングショットで見れば喜劇」
   ーチャップリン

「人生は一冊の書物に似ている。
 愚者は、ぱらぱらとページをめくり、
 賢者は慎重に読む。
 というのも、この本はただの一回しか読めないことを、
 賢者は知っているからである」
   ージャン・パウル

最後に、芥川龍之介の遺書から。彼の三人の子供あてのものである。
「人生は死に至る戦いなることを忘れるべからず。
 もし、この人生の戦いに敗れし時には汝等の父の如く自殺せよ」


「人生とは、一人の人間が自分の意志とは関係なくこの世に生を受け,
 そして自分の意志に反して死んでいく一つの短い過程に過ぎない」
    ー悪魔
 

小さな舟で大きな河を渡っている哲学者の話がある.
彼は船頭に聞いた.
「哲学を知っているかい」
「知っているとはいえないね」と船頭は答えた.
「君は自分の人生の1/3をなくしているようなも のだ」と哲学者 が言った.
「君は文学を知っているかい」と彼は続いて聞いた.
「知っているとは言えないね」男は答えた.  
「君は人生の2/3をなくしているね」哲学者はぶっきらぼうにいっ た.
その時、舟が岩にぶつかって沈み始めた.
「泳ぎをしっているかね」船頭がたずねた.
「いや」と哲学者が答えた.船頭は言った
「それじゃあんたは人生の全てをなくすよ」
    ーH.ギノット


(http://www.gameou.com/~rendaico/kakugen.htmより一部引用)






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