「考える心というやつ、もともと四分の一は知恵で
残りの四分の三は臆病にすぎないのだ」
ーシェイクスピア 『ハムレット』
考えるのが得意!
のつもりである悪魔がこの一節を見つけてひっくり返りそうになった。
人間は行動を起こす前にまず考える。
・失敗するか
・お金をなくすか
・事業に失敗するか
エトセトラ・エトセトラ。
そして、その挙げ句行動するのを止めるのである。
行動をしないために考えているようなものだ。
だから、創業者などはあまり考えないタイプが多い。
成功してからは色々偉そうなことを言うが、それはウソである。
考えていたらなにも出来ない、と考える。
羨ましい話である。
余り考えないようにするにはどうしたらよいかじっくりと考える
としよう。
「下手な考え休むに似たり」
「われわれは短い時間をもっているのではなく、実はその多くを浪費しているだ
けなのである。
人生は十分に長く、その全体が有効に費やされるのならば、最も
偉大なことをも完成できるほど豊富に与えられている」
ー哲人セネカ(ローマ帝政初期)

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