悪魔のダーウィン賞
■ マイク・タイソン

ルイス、タイソンを8回KO

  テネシー州メンフィス――世界ボクシング評議会(WBC)、国際ボクシング連盟(IBF)ヘビー級タイトルマッチが8日、当地で行われ、チャンピオンのレノックス・ルイス(36)(英)が、元統一王者でWBC1位マイク・タイソン(35)(米)を8回2分25秒でKOし、防衛に成功した。タイソンの約6年ぶりの世界王座復帰はならなかった。
  ルイスはタイソンに左ジャブを浴びせ続け、タイソンが接近すると右で痛打。8回、ルイスは強烈な右でタイソンを沈めた。
  王座防衛を決めてすぐ、ルイスは「自分が地球上最高のファイターだ」と宣言した。
  タイソンにとっては、1997年6月にイベンダー・ホリフィールド(米)の耳にかみつき、反則負けとなって以来の世界戦だった。
     2002.06.09
    Web posted at: 19:57 JST

 
   - CNN/AP

タイソンをダーウィン賞にノミネートしたのはこの試合に負けたからではない。敗北の後、ルイスに「対戦の機会を与えてくれてありがとう」と感謝の言葉を述べ(ルイスの顔についた血をぬぐってあげながら)、そしてルイスの母親にキスするというパフォーマンスまで披露したことである。負けてもよい金になる。「もう一度頼むよ」と言うことのようだが、
対戦前には「ルイスの頭蓋骨を砕き、脳みそをぶちまけてやる」と大口を叩いていた面影はない。
所詮、アリとはモノが違うということか。
(2002.6.10)


                      
     


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