悪魔のダーウィン賞
■ 今日のバカのつづき(ある世界ブランド)  

前回のコラムを書きながら思い出した。
自分自身のことだが、以前PC修理を頼んだときのあるメーカーの
電話応対である。

モバイル型PCの液晶ディスプレーが一部、半月型に黒くなってし
まった。
どこかにぶつけたようで液晶を壊してしまったようだ。

メーカは世界ブランドのS***社(サンヨーではない)。
普段は近くのパソコンショップにお願いしてしまうが、そこの修理
センターは引き取りから、修理後の配達もしてくれるというすばら
しいサービスが売り物なので電話した。

最初は自動応答の声で、IDナンバーを打ち込まされる。
そうすると今度は女性が応答してくれ早速
「悪魔様ですね」
おう、IDナンバーから自動検索してカストマーカードを見ている
な。さすがS***社。
と思ったのはここまで、
「型式は?」
「製造番号は?」
から始まり、あ〜でもない、こ〜でもない。
(こんなものカストマーカードに全部記入済みの筈)
そして
PCを「再立ち上げせよ」
云々。

結果
「お客様のPCは液晶が壊れています」
とキッパリ!。
そ、それで電話しているんだ!
それからも有償になる、あ〜でもナイ、こ〜でもナイ。
あげくクレジットカード支払する旨答えたら、
「カード会社は?」
「カードナンバーは?」
ここで悪魔もついに切れて、
「いい加減にしろ!!!」
とついにどなった。
「では、修理カードに記入してPCに添付してください」
とシラー。

指定の修理カードを見てみたら、今まで延々(30分以
上)と電話でやり取りした内容をまた全部書くことに気
がつく(勿論クレジットカードの情報も含め)。
電話のやり取りが不正確だと考えているのなら、カード
だけにしろ!。

技術的なことなどなにもワカラン女の子に対応させるため、大金を
かけて「対応マニアル」をつくるなどというバカなことをしているのだ
が、他にやりようがあるのにとつくづく思う。

悪魔も疲れたある日のことであった



                      
     


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