悪魔のダーウィン賞
■ 須藤典明裁判長

電車内で痴漢をしたとして逮捕・起訴され、裁判で無罪が確定した東京都内の男性(30)が「犯罪者の汚名を着せられた」として、被害を訴えた女性(19)と両親に約470万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は3日、請求を棄却した。須藤典明裁判長は「原告から痴漢行為を受けたとする女性の供述は信用できる」と述べ、刑事裁判の判決とは逆に、男性を加害者と認定した。

 原告の男性は00年2月、JR常磐線日暮里駅(荒川区)で、当時高校1年の女性に「下半身を触られた」と被害を訴えられて都迷惑防止条例違反で逮捕・起訴された。東京簡裁は01年5月「被害証言は不自然で信用性に欠ける」として無罪を言い渡した。

 このため、男性は23日間にわたり身柄を拘束された慰謝料などを求めて民事訴訟を起こし「事件は示談金目当ての自作自演だ」と主張した。刑事裁判で証拠採用されなかった女性の検察官調書も提出され、当事者双方が法廷で改めて証言した。

 判決は、女性の供述について「核心部分に変遷はなく、信用性がある。女性は無口で過度に緊張する傾向があり、(刑事裁判で)証言の矛盾を訂正できなかったのも不自然ではない」と判断した。

 そのうえで、男性の行動を「アルバイトが非番の日に普段よりも早起きして(混雑時に)乗車したり、途中駅で席を立って車両を乗り換えたりした合理的な理由がない」と指摘し、「痴漢行為を否定する供述も一貫性がなく、信用性がない」と結論付けた。

 また、女性が以前にも複数の痴漢被害を訴えて示談金を得ていたことについて「女性側から金銭を要求したことはなく、加害者側も痴漢行為を認めて謝罪しているのだから、今回だけが虚偽だという理由はない」と指摘した。                (毎日新聞2002年9月4日朝刊から)

本当に困った裁判長である。
この男性に無罪の判決をした東京高裁(刑事事件)では、この女性が過去5回も痴漢に遭ったとして相手側男性から最高75万円の示談金を受け取っていた(母親も関与していた。グル)ことも明らかになり、女性の訴えを認めなかった。
また、「なぜ車内で声を出さなかったか?」の質問に「初めて痴漢にあったので怖くて・・」ととぼけていた。
今度の民事裁判でこの須藤典明裁判長は全て女性の供述を全面的に認めてしまった。
これは恣意的と言わざるを得ない。
「今回だけが虚偽だという理由はない」のではなく
「今回だけは虚偽ではないかもしれない」
というのならばまだましである。

この数年、痴漢行為で逮捕されるケースが急増している。
そして、それはほとんどが女性の一方的な訴えで逮捕されてるのが大半である。

訴えられた場合、5万円の示談金を払えば、拘留されることもないので、しょうがなく金で済ますことが多いようだが、このところ裁判により無罪を勝ち取るケースも増えている。

そのような、冤罪防止に水を差すようなアホな裁判長である。

悪魔の経験でも、電車が揺れて女性の体と接触した時に、キッと睨みつけてくるのは大体においてある種の女性である。
(これは冤罪裁判とは関係ないが・・・)

こんな例もある。

★痴漢誤認逮捕で国賠訴訟 車内で携帯注意した男性
「痴漢」と虚偽の被害申告をされ、警察・検察に不当な逮捕、拘置をされたとして、東京都国立市の会社員が19日、国と都、女性に慰謝料など計約1100万円を請求する損害賠償訴訟を東京地裁八王子支部に起こした。 原告側は、警察の現行犯逮捕は要件に欠く不当な身柄拘束で、検察は取り調べで自白を強要したと主張している。 訴えによると、原告のOさん(59)は1999年9月2日夜、JR中央線下り快速電車で 帰宅途中、携帯電話で話していた当時20歳の女子大生に注意した。 国立駅で下車し改札口を出ると、突然警察官2人に「痴漢をした」と取り押さえられ、都条例違反で 現行犯逮捕された。(共同)

もしこれも冤罪だとしたら、このような女性こそ、女性の敵なのである。
本当の痴漢の被害者の訴えも信用されなくなるからだ。

(追)
私は見た!! 自作自演の痴漢劇
東京・西武線池袋駅で、若い女性が”演出”した痴漢騒動を目撃した。
一部始終を見ていた私の証言で20代の男性は逮捕されずに済んだ。
降車する直前、この男性はドアの一番前に立っていた。
ドアが開くと同時に、3番目に並んでいた20代前半の女性がこの男性を押しのけるようにしてホームに降りた。と同時に女性は男性の腕を両手でつかむと「痴漢」「胸を融った」と叫び、近くの駅員の所に連れて行った。
「これはまずい」と思った私がその駅員に「証言します」と伝えたところ、女性は自分が被害者だと訴えてきた。私が「あなたが悪い」言うと、女性は突然、人込みの中に逃げてしまった。
男性は何が起きたのかよく分からず、「何もしていない」と叫び、困惑していた。女性の後ろにいた私の観察では、女性がわざと男性に接触し、それを痴漢と騒いで手際よく腕をつかんで駅員に突き出した感じだ。計圃的としか考えられない。示談金の相場は3万円とか。男性はくれぐれも注意を!
  ー塚田俊弘「毎日新聞・投書欄 2002.10.6」

(2002.9.22)

                       
     

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