名うての米ハッカーがネット・セキュリティー企業興す=「政府と企業の資産保護に寄与したい」
【ワシントン8日】大企業のコンピューター・ネットワークに侵入し情報を盗み出した罪で収監された悪名高いハッカー、ケビン・ミトニク氏が8日、ウェブサイト上のインタビューで、インターネット・セキュリティー会社を設立したことを明らかにした。ミトニク氏はハッカーたちの間では教祖的な存在で、1995年に逮捕されるまでにモトローラ、サンマイクロシステムズなどのコンピューターに侵入し、5年近く服役していた。
ミトニク氏は2000年1月に保護観察付きで仮釈放されたが、その期間があと数カ月で終わり、完全に自由になった後、会社の運営に本格的に取り組む予定。保護観察期間中、彼はオンラインのアクセスに利用される可能性のあるコンピューター、同ネットワーク、テレビなどの使用を禁じられている。
ミトニク氏は、これからは、自分の知識と経験を、人に害をなすためではなく、政府と産業界が自らの資産を保護するための教育に使いたい、と語っている。また、「事業に成功した人間になりたい。人を助けたい。私を批判する人がたくさんいるのは知っているが、私は年をとり、前よりは賢くなった。人々が私の過去の罪を許してくれることを望んでいる」と述べている。
〔AFP=時事〕
大丈夫かね?
泥棒に金庫番をさせるようなものではないでしょうか?
ウィルス作者とウィスルを退治するソフト(アンチウィルスソフト)をつくり出す連中はグルではないかと常々考えている。
(2002.10.17)
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