悪魔のダーウィン賞
■ アホな泥棒たち

店でデジカメ盗み逃走、頼んだ現像写真忘れ、御用
2002.12.21
Web posted at: 17:52 JST

  - REUTERS

  ウィーン――写真の現像、プリントを頼んでいたウィーンのカメラ店で、男2人組が陳列されていたデジタルカメラを盗み、逃走したものの、肝心のプリントを持っていくのを忘れ、スピード逮捕される事件があった。オーストリアのクローネ紙が報じた。
2人は、カメラ店で見掛けた高級デジタルカメラが気に入って盗むことを決め、1人が店員の注意をそらしたすきに、もう1人がボケットに忍び込ませていた。
警察は「2人が写真を置いていってくれたから、容疑者の割り出しは簡単だった」と述べている。写真のプリントは、2人が休暇旅行中の様子を写していた。

もう一つ、外国もの。

間抜けな泥棒の顛末

スウェーデン南部・マルモ市にて、11時間もの間エレベーターに閉じこめられていた男性が警察当局に救出された。
39歳のこの男性は、地下室へ侵入しようとした泥棒だった。彼はロックされたエレベーターをドライバーでこじ開け、まんまと入ることはできたのだったが・・・。
このエレベーターは、こじ開けて中へ入った場合、自動的にロックがかかり、開かなくなる仕組みになっていたのだった。不幸なことに、彼はそのことを知らなかったのだ。
蹴っても叩いても、動かない。八方塞がりの彼は、火をつけて火災報知器を鳴らし、消防士を呼ぶことを思いついた。だが、火はつかず、夜明けと共にやってきたのは警察と管理人。
エレベーターからは解放されたが、代わりに収監用の檻に入れられたそうな。【Reuters】

悪魔はこういうドジな連中が好きである。
しかしなんと言っても愛すべき泥ちゃんは日本バージョンで。
これは坂本九の時代だから、随分昔の話になるが・・・

一人の泥棒が家人の留守中、アパートにあがりこみ、アレコレ物色しているうちに、足音がきこえたので押入にかくれた。何も知らないこの家の主人が帰宅後テレビをつけると、ちょうど坂本九ちゃんの「幸せなら手をたたこう」の歌をやっていた。
すると、九ちゃんの歌声に合わせて押入の中から、パチパチと手をたたく音がきこえた。ビックリした家人によってこの泥棒はつかまったという。
このソコツな泥棒は大の坂本九ちゃんのファンであったため、押入のなかで「幸せなら手をたたこう」の曲をきき、ついうかれて手をたたいたのだそうだ。

遠藤周作氏が「ぐうたら社会学」のなかで紹介している実話である。





 (2002.12.24)    

                         


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