悪魔のダーウィン賞
■ クリスマスのイルミーネション

今日はクリスマス。

悪魔の家の周りにも、クリスマスデコレーションを施している家が多い。
夜は、ピカピカのイルミネーションがなんときれいなこと。

日本のTVを見ていると、世界中がクリスマスを祝っているように報道しているが、もちろんそんなことはない。世界中に10億人と言われているイスラム教徒は当然のこと、同じく2千万人と言われているユダヤ教徒も同様である。
実は、キリスト教(教徒10億人)を含むこの三つの宗教の「神」は実は同じである。
それは、この三つの宗教の基になるものが「旧約聖書(この呼び名はキリスト教が新約聖書を作ったときに名付けたもので、ケシカラン話ではあるのだが)」だからである。
しかしながら、キリストを「神の子」としたのはキリスト教だけ。だから他の二つの宗教が彼(?)のお誕生日を祝わないのは当然なことである。
その他の宗教に関しても同じことである。
大体、12月25日がキリストのお誕生日というのも正確ではないというのが通説である。

まあ、それはどうでも良いことだが、キリスト教徒が少ない日本(100万人強)で、かくも盛大にクリスマスを祝うというのはどうにもブラックジョークである。

庭のイルミネーションは、家の中からはほとんど見えない。つまり、通行人を喜ばすのが目的なのだろうが、仮にそんな崇高な目的であるのなら、それに要する金を困った方にでも差し上げれば良いのだ。イルミネーションの設備費と電気代は半端ではないからである。
一方では、地球温暖化をうれいキャンペーンをはる、マスコミが逆にこれを煽るのだから、この悪行は悪魔より上である。

彼ら全員にクリスマスプレゼント(?)としてダーウィン賞をお贈りしたい。



 (2002.12.25)    

                         


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