悪魔のダーウィン賞
■ 万引き少年の踏切事故

1月21日、川崎の書店で私立中学3年生(15歳)が万引きをして、店員に見つかった。
110番で現場に駆けつけ任意同行を求めたが、少年はリックを投げ捨てて逃走。
しかし、約50メートル離れた踏切の遮断機をくぐり抜けて入り、京急の特急電車にはねられ
死亡した。
少年は住所も名前も警察に言わなかったようだ。

ここまでは典型的ダーウィン賞候補者の話である。

ところが、この書店には「何故、万引きを捕まえた」、「人殺し」、「配慮が足りない」等の電話、FAXなどが殺到しこの書店の親父はすっかり参り、閉店を決めたというのである。
電話等の主は女性も結構多かったという。
万引きを注意して、それが非難される国などこの世のどこにあるのか。
その様子が新聞で報道されると、今度は激励の手紙が殺到し、親父は店を継続することを再考するとのことだが、そんなことは当たり前である。
無責任な暇人がいかに多いことか・・・
こういう馬鹿な大人がダーウィン賞候補者を作り出すのである。

そして、この万引き少年の親も(TVでの発言が正しいなら)、さもありなんという感じである。


(2003.2.8)

   

                         


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