音の割付画面と切り替えてみましょう  その3

 実際に移調してみました。 上げたわけです。 画面右下の赤い矢印に注目してください。

 +7 と見えます。 なにも移調しない場合が0ですから 7半音分上げたことになります。 7半音分とは最初がドならソまで上げたことになります。

 黄色い四角が見えます。 これは“調律で音の高さを合わせることは可能ではある しかしきつい”という意味です。 可能ならもう少し上げるか下げるようにして白い四角になるようにしたいものです。
 きつい... というのはどういうことでしょう。 オルゴールのくし歯は鋼鉄で出来ていてこれを削って音お高さを合わせます。 合わせても綺麗な音が出る音域というのがありまして それを外れてしまうと音がぼそぼそになってのびが悪かったりして期待した結果にならないことがあるわけです。

 この例ではもう少し上げで移調してやるといい結果に落ち着くでしょう。





 なお移調とは調律の問題であって 編集中の曲の自体は移調されません。 移調しますと編集中の画面はそのままで試奏(Play)が移調された音でなされます。

 コツとしてはできるだけ高い音に割り付けておくことが望ましいということを覚えておくといいでしょう。