サブライム..... オルゴール独特の技法 その2

 実際に一つの高さの音がいったい何弁に割当られている(サブライムされている)のか? を知る必要がありますね。

 それは画面の赤い矢印で示した位置に常に数字で表示されています。

 上から5つ目の音(B♭)の例では 2 5 となっています。 25ではなく2 と5です。 最初の2は2本の弁にサブライムされているという意味で 後ろの5はこの音の高さに全部で5個の音が使われているという意味になります。

 実際の編曲中においては必要弁数が多すぎて困る場合が多いですから、なんとか必要弁数を減らしたいわけです。 そんな際に後ろの数字が多い高さの音 (例ではB♭やE♭などの音)がその候補になることでしょう。

 高度な編曲をする場合は本来は1弁で済むような場合でもサブライムにしておいて深いハーモニーをかもし出すというような技法を使うこともありますが 現段階ではそこまで配慮した自動計算はしていません。 このあたりは今後に期待!というところでしょうか。