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2007.12.01 |
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えー、本年もあと一ヶ月を残すだけとなりました。毎度お馴染みになってしまいますが、タイム・フライズ・ライク・アン・アロー。今年は現時点で製作機も12機。一ヶ月に一機のぺースで少なく、あっという間の一年でした。
ところで、皆さんはヤマハDT−1をご存知でしょうか?赤いフレームにクリーム色のガソリンタンク。黒いアップマフラー。幅広のハンドルに腰高で薄べったい車体。この250ccバイクを見たときは、「こりゃあなんじゃー! しかーし、かっこええなー!!」それが、今から40年くらい前になりますか? プラモおやじ/72が中学か高校生の頃だったかと思いますが、晴海で開催されたモーターショーでの出来事でした。トレールというペットネームの、今で言うモトクロスタイプというんですか、今ではポピュラーなスタイルですが、当時は画期的なフォルムで、それ以来、そのヤマハトレールDT−1が欲しくて欲しくてたまらんかったのです。
で、16ですぐ自動二輪の免許をとり、高校を卒業したとき念願のそのヤマハDT−1を手に入れたのであります。市販された時は黒いフレームにオレンジ又は白いタンクとなっており、プラモにいちゃん/72としては白の方がほしかったんですねぇ。それが、上野の中古バイク店で試乗したとき、友人がオレンジのタンクの方でコケてしまい、クラッチレバーを曲げてしまったんです。で、結局そのオレンジのタンクの方を買うことになったんですが、モーターショーで見た、プロトタイプの配色が忘れられず、数年後発売されたRT−1という360ccのタイプの赤いフレームに黒いタンクという配色に塗り替えましたぁ。その後、デザイン学校に通っている頃、友人に貸しておいたときに盗まれまして、結構派手な色でしたが結局出てきませんでした。その後どうなったのでしょうかねぇ?
唐突でしたが、実は先日、本当に久しぶりに東京モーターショーへ行ってきて、ふっとDT−1を思い出したのでありますよ。
さて、そのモーターショー。土曜日のせいもあるかと思いますが、マア、凄い人でして噂のスカGなどとても見れる状況ではありませんでした。で、ちょこっと観察しただけですが来場者の半分とは少しオーバーかもしれませんが、イメージガール狙いのカメコさんの多いこと!綺麗なお姉さんがいらっしゃることは大いに結構ですが、それだけを見に来る方がいらっしゃると、純粋に車(おまけにお姉さん)を見に来ている我々にとっては邪魔な事この上ない! どーにかならんのかねぇ?
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2007.11.01 |
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10月の第3日曜日。この日を孫の日というそうだ。子供の日に母の日や父の日、敬老の日があるんだから孫の日があってもよろしいんですが、ぷらもオヤジ/72、孫が二人もおるのにカミサンに言われた今年まで知らんかったぁ! 今年は行けずにごめんよ、孫たち!来年は行くからねー。
そういえば、元は9月15日と決まっていた敬老の日。2001年の祝日法改正で9月第3月曜日となったんだけど、1月15日だったのが1月の第2月曜日に変わった成人の日と同じで、どーもピンとこないぷらもオヤジ/72です。
とうのも、敬老の日だった9月15日は1947年、兵庫県多可郡野間谷村の門脇政夫という当時の村長さんが「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」と、農閑期で気候も良い9月中旬の15日を「としよりの日」と定め敬老会を開いたのがその始まりらしい。
成人の日の1月15日は小正月にあたり、かつてこの小正月の日に元服の儀式が行われていたからといわれておるんです。それぞれその日にそれなりの由来があるのでありますよ。
ですから祝日法改正、いわゆるハッピーマンデー制度によって変更されて、休みが増えたこのは大いに歓迎しておりますが、その日である意味そのものは無くなっちゃったわけなんですねぇ。
元10月10日の体育の日だって、一説によるとこの日はかつて東京の晴れの特異日で東京オリンピックの開会式に選ばれ、その日を記念して「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」祝日だったの思うんですが。
ぷらもオヤジ/72としては、その由来の是非は置いといて、やっぱり意味のあるその日に戻した方がピンとくると思うんですが。休日が日曜と重なったら春分の日や憲法記念日など他の国民の祝日のように、その翌日の月曜日を休日にすれば済むことだと思うんですがねぇ。
で孫の日。最初に提唱したのは日本百貨店協会だそうで、バレンタインデー等と同じように、「誰か」や「どこか」が、まあ言ってみれば「仕掛けた」日ということのようですが、いずれにしても、日本は「何とかの日」とするのが好きなようですねぇ。ひょっとすると1年365日全部が何とかの日かも知れませんよー。ところで、プラモデルの日って無いのか知らん?
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2007.09.28 |
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アンニョンハセヨー。最近というより、冬ソナ以来ですからもう随分と前からですよねぇ、韓流、韓国ブームが続いております。で、模型仲間では、韓国といやあアカデミーですが、ちょっと唐突ですかねぇ。エー、実は先日、仕事で韓国は大邱(テグ)市、正確には大邱広域市へ、日本で仕事をされていらっしゃる韓国の方に同行。ですから、ガイドブックも見ずに、泊まるホテルすら聞いていないまま、予備知識ゼロでくっ付いていったのであります。
よく福井県の鯖江市の話を致しますが、ここ大邱も鯖江と同じ繊維と眼鏡の街だそうでして「鯖江と同じような地方都市でしょ。」って思って出かけました。ところがどっこい、そーではない! とんでもなくデッカイ街でして、人口は約250万人で韓国第4(ちょっと前までは3番目だったようですが、近年、大型国際空港が建設され、同時にソウルのベッドタウンとして急速に発展している仁川(インチョン)に抜かれたらしい)の都市。プラモオヤジ/72の個人的な印象は、日本でいえば名古屋あるいは福岡って感じですねぇ。
で、なんでこんな話を始めたのかと言うとハングルです。ぷらもオヤジ/72。以前ご紹介したマウイ紀行や、家族で行ったグァムはプライベートで。仕事絡みではヨーロッパ、東南アジアにちょこっとアメリカなど両手、両足の指ではじぇーんじぇん足りないくらい海外へ行かせて頂いておるのですぅ。そんなこんなで、これまでと同じように片言の英語で何とかなるべぇ!と、高をくくって出かけてみたものの、これが、じぇーんじぇん何とかならい!! にっちもさっちもって、こういうことなんでしょうねぇ。
ようは、丸と線の組み合わせの記号のようなハングル文字が、まったく、100%、完璧に分からんのです。以前は漢字の表記もあったようですが,近年殆どと言って良い位姿を消しております。空港やホテルなどは英語表記があり、どうにかなるんですが、街中は道路の案内板から店舗のサインや夜のネオン。駅の案内やバス、タクシーの表示から当然新聞まで。あったりまえのことなんですが、じぇーんぶハングル。自分を中心に半径1m位から先は、まーるでチンプンカンプン!
90作目のタイ空軍の隼のところで、タイの数字のことを書きましたが、糸くず?みたいなタイ文字は、ハングルとおんなじように全く分からんのですが、もう大分前、タイのバンコクへ行ったときは、一人でデパートへスニーカーなぞを買いに行ったりして、それほど感じなかったんですよねぇ。何故か今回のハングルには、まいりましたぁ!
欧米の人が日本に来て、漢字やひらがなだけの街中に出ちゃったら、きっとこんな感じなんでしょうねぇ。そう思うと英語って、やっぱり、一番「万国共通語」なんでしょうね。なーんて感じた僅か2泊3日の韓国ビジネストリップでしたぁ。 |
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2007.08.26 |
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今年の夏の異様な暑さはなんなのでしょうか?これも地球温暖化のせいなんでしょうか。40度なんてところもあったようですが、人間、熱が40度もあったらフラフラの状態ですよねぇ。
で、久しぶりの更新でして、この間「どうされたのですか?」「ご病気かなにかかと心配しております」など数多くのメールを頂き感謝!です。ぷらもオヤジ/72。これでも結構多趣味でして、ここ暫く他の趣味に嵌っておったところへ、この暑さ。こんなとき、空調の効いた「締め切った部屋」では製作するわけにもいかず、製作の手も進みません。体調を崩した訳でもなく快調。そろそろ9月。秋の爽やかな風がふきはじめたら製作再開ですね。で、この間にもストックは順調(?)に増殖していました。
さて、よく出張のことを書きますが、先日も福井の鯖江へ行ってまいりました。帰京の為夕方5時前に事務所を出て、ぷらぷらと歩きながら駅へ向かいましたが、その間約10分強。すれ違った人は犬の散歩のおばちゃん一人。以前、出張ではありませんが、小松の安宅の関所跡から小松駅まで、かれこれ1時間強歩いて、その間すれ違った人はチャリンコのおじちゃん、おばちゃん、女子高生。指折り数えても片手で足りそうです。なんてことも書きました。
話は変わりますが、私毎日の通勤で電車を2回乗り換えます。電車に乗っている時間はそれぞれ5〜6分程度と短いのですが、まず自宅から最寄の駅まで徒歩7〜8分。階段を上りホームを歩く。乗り換えごとにまたホームを歩き、階段を下り、改札から改札へ。そして階段を上る、の繰り返し。エスカレーターも基本的に右側を、歩きます。(大阪では何故か歩く人は左側ですねぇ)電車を降りて階段を下り、オフィスまでタッタカ歩いて5〜6分。考えてみると家を出てから会社まで、約40分のうち20数分は歩いている訳です。仕事で出かけても使うのは殆ど電車、都心部では殆ど地下鉄で階段を下りたり上ったり。休みに出かけてもやっぱり電車で、階段の上り下り。やっぱり歩いているのです。
で、話を戻すと、鯖江で歩いている人を殆ど見かけない、ということは、あちらでは殆どが車で移動。チョコットお昼を食べに行くのも、歩いても5〜6分のところを車で移動しちゃうんですねぇ。
で、どーみても鯖江や小松の人より東京の人の方が、遥かに歩いている! と思うんですが・・・・。
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2007.06.01 |
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6月の声が聞こえると真っ先に「そろそろ梅雨かぁ。」と思ってしまうぷらもオヤジ/72です。ジメジメと鬱陶しく、塗料なんかもやたら塗りにくい時期でして、以前もお話しましたがどーしても好きになれない季節なのであります。が、考えようによっては、こういった季節があるからこそ、秋晴れの日などがとっても爽やかに感じられるのであって、四季のある日本に生まれて良かったーと思うのであります。
さて、今年も静岡のホビーショー、行って来ました。ここ3年ほど、一般公開日に行って来ており、その人の多さに若干辟易しておりましたので、今年は休暇をとり金曜日のディーラー日。さすがにゆっくりと見られました。が、恒例の陸自の車両展示はなく、モデラーズクラブの合同展示もなく、興味は半減? さーて、来年はどーしたものか?
展示の方ですが、毎回毎回同じよーなセリフになってしまいますが、72のエアモデルが無い! というと語弊がありますが、とにかく少ない! これから5年、10年後、どーなってしまうのかなぁ? |
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2007.04.23 |
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これまでサイトをご覧頂いていろいろな方からメールを頂いておりまして、感謝です。
フランスの双胴機に造詣が深い方から
「双紫電のコードがおかしいぞぉ。」
ポルトガルだったかなぁ、同好の方からは
「マーキングに使ったデカールはどこのじゃい?」
国は忘れましたがやはり海外の方で
「あのシルバーのメタリックな輝きの塗料はどこの何でしょうかぁ?」
日本の高校生の方だったかと記憶してますが
「筆と綿棒を使ったボカシのやり方はどうするの?」
などなど。以前ご紹介させていただいた三輪さんも、メールを通じて知り合わせていただきました。
また「ストックを拝見しました。〇〇〇を譲って頂けませんか?」というのがたまにあります。ぷらもオヤジ/72。実際、お迎えが来るまでに全部作るのは限りなく不可能に近い数のストックに膨れ上がってはおりますが、眼が見えて、手先が動く間は作り続けるつもりですし、なんだかんだ、自分の足と時間を掛けて買い揃えたもので、どんなキットでも一応は「宝物」で、丁重にお断りさせて頂いております。ただ、お住まいの場所とかお仕事の内容とかでなかなか中古店をまわれないような方へ、同じ物を購入するお手伝いは、時間無制限であれば微力ではありますが、させて頂いたこともありました。エッシーのスターファイター"レッドバロン"をお届けしたときは大変喜ばれまして、こちらも大変嬉しく思った事もありました。
んでもって、先日、メールが入りまして、自称中学生のプラモファンの方とのことでしたが、簡単ではありましたが一応自己紹介をされておりましたし、それなりにちゃんとした文章にはなっておりまして、名も名乗らずメールを送っていらっしゃる方よりは好感が持てたんですが、いきなり「ストックの△△△をタダで譲って」です。見ず知らずの人間に唐突に、ようは「くれ!」ですよぅ。これには、さすがに参りました。
メールという「顔」の見えない大変便利な通信手段ではありますが、やはりそれでも人と人とのコミュニケーションですよ。いきなりの友達感覚でメールを送る方が多いようですが、まず、自分から名乗る!メール上でそれがいやならメールするなぁ! 人としての最低の礼儀作法は守っていただきたいですよ。「親しき中にも礼儀あり」ってまだ死語にはなっていないと思いますし、見ず知らずの初対面では「いわんやをや!」と思うんですが・・・・。 |
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2007.03.30 |
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2月の半ばに甲府へ行って参りました。その日は抜けるような青空に、暖冬の典型ともいえる穏やかでポカポカと、大変気持ちの良い一日で、仕事でなけりゃぁ、ねぇ!
で、甲府駅近くから、ちょこっと市の外れへ向かったんですが、とある交差点を曲がった瞬間、その車の進む方向、真正面に真っ白な美しい山が見えたのであります。それもフロントガラスからはみ出すくらいにデッカイ!!
「あれって、ひょっとすると、富士山?」
「ひょっとしなくても、富士山ですよー」
考えてみればその位置関係から見えて当然なのですが、私を含め、東京の住人、いやいや日本の殆ど、いやいや世界中の殆どの方は富士山といえば新幹線等から見る、美しい稜線が麓まで見える南斜面。絵葉書等に見る優雅な姿の霊峰富士を思い描くのではないでしょうか?
それがですよ、甲府市内から見る北斜面の富士は、裾野は近隣の峰々に隠れて見える部分は多分6〜7合目から上で、何よりも思いもよらず唐突に目前にガーン!と現れ、しかも先程申しあげたとおり、とにかく近くて、やたらデカイッ! 男性的で荒々しささえ感じてしまう驚きと感動の富士なのであります。
同じ富士山でそんなに違うわきゃあなかろう! とおっしゃる方は是非一度、甲府の街からご覧頂きたいのですが、構えちゃうと意外とそーでもない? 先程申し上げましたとおりこの驚きと感動は、唐突にガーン!と目の前に現れないと味わえないのかもしれません。
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2007.02.26 |
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もうすぐ3月です。ということは、春はもうそこまでということですよねぇ。今年の冬は暖冬ということなのでしょうか、2月26日現在、東京都心には雪が降っておりません!もう大分前の事ですが、4月上旬に東京に雪が降った記憶がありますので、一概にはいえませんが、このままだと、この冬、東京は降雪0で終わりそうな気配です。気象庁開設以来初めての出来事なのかもしれませんね。
実は、息子が年末に水上へ行くということで、愛車のエボワゴン。今シーズン、これまで何台か乗り継いだ愛車の歴史の中で、初めてスタッドレスを履かせました。しかも、サイズが少ーしばかり変則なので、交換の手間を考えてホイールごとです。で、このまま春になってしまいますと、4本で大枚十ン万円も掛けたのに、その効能を発揮したのは息子が水上へ行った1回だけ!となるのです。
過去、チェーンで雪道は何度となく走った経験はあるんですが、ぷらもオヤジ/72。未だにスタッドレスで雪道を走った事が無く、どの程度の効能なのか体験したいのであります。しかし、ここ数年スキーに行く事も無く、ゆめてん村も冬休み状態。わざわざ雪のあるところまでノコノコ出かけるのも何ですし、東京に雪が降ったら!と思っているんですが・・・・。
でもまあ、ある面「安心」を買った訳で、自分ではありませんが1回でも無事に雪道を走れたのなら、それはそれで良しというべきなんでしょうねぇ。 |
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2007.02.01 |
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早いものでもう2月。巷にはそろそろチョコが蔓延するころでしょうか? それでも以前よりは随分と少なくなってきたかもしれませんねェ。その証拠にぷらもオヤジ/72、ここ数年義理チョコは殆ど皆無になりましたよ!寂しいなぁ・・・。
寂しいといえば! 東京は浅草。浅草寺の年末の風物詩「羽子板市」。毎年日にちが決まっており曜日に関係なく12月17,18,19の三日間。羽子板には「邪気を跳ね(羽)除ける板」という由来、言い伝えがあるそうで、縁起物として女の子や初孫の健やかな成長を願って贈られることが多いそうですね。主に歌舞伎を題材とした本格的な押し絵羽子板は飾り物としても綺麗で素敵です。商売繁盛の「くまで」、念願成就の「だるま」などは毎年大きくしていくということのようですが、羽子板はそんな事は無く、もっと気軽に買えるものなんだそうですよ。
で、その羽子板市。もうなんだかんだ25年位前になりますが、ちょっとした知り合いの関係がございましてぷらもオヤジ/72。2〜3年ですが、お手伝いで羽子板を売っていたことがあるのでありますよ。 浅草寺の境内一杯に、数十店の羽子板屋さんの小屋と周囲に焼きそば、タコヤキ、おでんにワタアメ、あんずアメなどなど、これまた数十件の屋台が建ち並び、終電近くまで賑わっておりました。その当時は二尺とか尺八(一尺八寸)と呼ばれる大きな羽子板が2〜4万円位でパンパカ売れていました。今いくら位なんでしょうか?
えー、ここで正調、羽子板市での羽子板の買い方。まず言い値、それを一旦値切ります。例えば3万円が2万5千円。で、「うーん」と言いながら「もう一声!」「えーい、じゃあ2万!」で、「お買い上げー」ということになるんですが、ここで買った方が「これはご祝儀!」といって二回目に値切った金額くらいを出します。で、「ご祝儀、頂きましたー」ってことになって「一同お手を拝借〜!シャンシャンシャン!」
しかし昨今、単に値切るだけ値切って、そのまま帰っちゃう方が多いそうで、売る側もそんなに引かなくなっちゃったらしい。時代なんでしょうか?
で、昨年末、久しぶりに行ってきたのでありますが、唖然! 最終日の火曜平日のせいもあるでしょうが、人はまばら。それよりなにより、羽子板の小屋はそこそこ有るんですが、周囲の屋台がパラパラしかなく、境内がスッカスカで薄暗い、とっても寂しい風景だったのあります。今の若い方には羽子板なんぞ、どうでもいいんでしょうかねぇ。東京では日本古来の伝統、文化、年中行事、お祭り等がどんどん寂しくなっちゃいます・・・・・。
元旦に、藤沢の寒川神社へ初詣に行ってきましたが、こちらはそこそこというか随分と賑わっていて、参道に屋台が一杯でした。が、これも初詣という特別な状況だからなんでしょうね。
昔のことをうだうだと語るようになると、それは精神的にも歳をとった、ということのようでして、ぷらもオヤジ/72。体だけでなく気持ちも歳とったのかなぁ? でも、今でも普段はGパン穿いて、ダウンジャケット着て会社へ行っちゃいますし、寝るときはTシャツなんですけどネ。ということで、1月は久しぶりに4機!!
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2007.01.01 |
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お正月です。
ところで、ぷらもオヤジ/72がまだ中学、高校の頃。正月に開いている店といえば、何故かお寿司屋さんと初詣に出かける神社、仏閣の近くの喫茶店(近頃はドトールやスターバックスなんぞで、昔からのいわゆる喫茶店は減っちゃいましたねぇ)や娯楽施設(といってもその頃は映画館くらいでしょうか?)。例えば東京でいえば明治神宮近辺の原宿や渋谷の映画館と数件の喫茶店くらいで、友達と初詣の帰りに「お昼はどうしよー?」って感じでした。繁華街でも普通に店が開くのは、早くて3日。近くの商店街は4日で所によっては5日、6日なんてのが当たり前でした。それが今では、元旦から普段と同じように営業してるところの多い事!彼女と初詣に行っても食事なんぞの心配は皆無でしょうねぇ。
以前にも書きましたが、東京では昔ながらの正月気分ってものが、最近では殆どなくなってしまいました。帰省されていらっしゃる方は、「田舎のお正月は昔と変わらんぞー」とおっしゃるかもしれませんが、東京生まれの東京育ち。田舎っちゅうものが無い、いや、正確に言えば父方の千葉やカミサンの生まれた新潟なんぞが有るんですが、疎遠で、現実的には無いに等しいぷらもオヤジ/72にとって、東京の昨今の正月は、殆どいつもと変わらん感覚になってきているのであります。2年前の12月31日みたいに大晦日に雪でも降っていれば、多少はそれらしい気分にもなったんでしょうが。
とはいっても、年は変わり2007年。今年もマイペースです。
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